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鷹栖共生会Story
社会福祉法人鷹栖共生会は、平成2年に「旭川手をつなぐ親の会」(現:一般社団法人旭川手をつなぐ育成会、以下「旭川手をつなぐ育成会」)が、親亡き後も障がいを持つ子どもたちが安心して暮らしていける場所をという願いにより、施設建設と福祉法人設立の夢を実現しました。
当時、障がいを持つ子の母親たちの「養護学校を卒業してから行くところがない」「就職できる人はいいが、就職できない人たちが安心して暮らせる場所、受け止めてくれる場所が欲しい」という願いをこめて、養護学校に通っている人の親たちが中心となって自分たちで施設づくりの運動を始めました。「旭川手をつなぐ育成会」は、自己資金をつくり、市内町内会に寄付を募り、昭和60年10月から3年経過して180名の賛同を得、施設建設長期計画を実行しました。
その結果、平成3年4月「旭川手をつなぐ育成会」は、国や鷹栖町・小型自動車振興会などから多大な支援を受けて、一億円の募金活動を達成しました。同時に社会福祉法人鷹栖共生会が設立し、平成3年3月には念願の重度の知的障がい者の入所施設「大雪の園」が開設されました。
鷹栖共生会は誕生して以来、「旭川手をつなぐ育成会」をはじめ、鷹栖町などの行政機関はもとより、家族の皆様、地域の皆様など多くの方々の暖かいご支援を頂いています。法人設立より25年が過ぎ、当初利用者50名からスタートし、現在は利用者、職員も300名を超える社会福祉法人となりました。法人が歩んできた歴史と「旭川手をつなぐ育成会」の願いをしっかりと受け継いでいくためにも、法人並びに各事業所のこれまでの歩みと「きょうのいのち輝き共に生きる」という法人の理念の基に、職員一同の絆を深め質の向上に努力して参ります。
「大雪の園」は、眺めのよい大雪山を見晴らす小高い丘の上にあります。この辺りは戦後の国策の一環で稲作の増産運動として、水田を作るために開墾されていた土地を、その後の政策転換で地域の方から土地を購入したり、譲っていただきました。自然環境を残すため、裏山のため池、林などを整備し、今でも白樺や山桜、グースベリー、笹などが育つ自然豊かな環境を散策林として活用しています。静かで過ごしやすい環境です。当法人は、鷹栖町と旭川市内に指定障がい福祉サービス事業所、グループホーム等を運営しています。
事業展開
鷹栖共生会は、鷹栖町と旭川市内に授産施設や地域交流スペースなどを運営しています。各施設や店舗では、厳選した大豆を使った手づくり豆腐料理、道産小麦を使った焼き立てパン、地元でとれた新鮮野菜を材料にしたレストランの店舗展開と配食などの食の事業を展開しています。市内・近郊の利用者が活動を通して社会的自立の促進を図っています。おいしいものがある所には人が集まり、明るい笑顔があふれます。「食べることは生きること」という理事長の言葉通り、食はすべての人とつながります。
食以外の分野ではクリーニング、清掃、リサイクル、農業を通じてそれぞれの適性に合った仕事を受け持ち、社会的自立・社会参加をしています。特にクリーニング科のおしぼり工場は平成5年から開始し、すでに20年以上継続しています。おしぼり以外に玄関マットやモップなども扱うことで、就労の機会を増やせるようにしています。現在、鷹栖共生会の利用者は、男女問わず年代は10代から80代までさまざまです。自分の仕事をお客さんに喜んでいただき、施設利用者たちの社会参加の場面が増える、食が伝える「笑顔」とサービスが伝える「思いやり」を大切にしています。
当法人は事業を通じて、一人ひとりに合う充実した人生を送るために、生活がきらきら輝くようにこれからも活動を続けてまいります。
鷹栖共生会 30周年記念誌
広報誌
広報誌「手とテとて」は、施設の紹介や利用者の記事などを中心に年1回発行しています。
情報公開
定 款
令和5年度 (令和5年4月1日~ 令和6年3月31日)
令和4年度 (令和4年4月1日~ 令和5年3月31日)
令和3年度 (令和3年4月1日~ 令和4年3月31日)
令和2年度 (令和2年4月1日~ 令和3年3月31日)
令和1年度 (平成31年4月1日~ 令和2年3月31日)
平成30年度 (平成30年4月1日~ 平成31年3月31日)
平成29年度 (平成29年4月1日~ 平成30年3月31日)
平成29年度
現況報告書
(平成29年4月1日~平成30年3月31日)
平成28年度 (平成28年4月1日~ 平成29年3月31日)
平成28年度
現況報告書
(平成28年4月1日~平成29年3月31日)
平成27年度 (平成27年4月1日~ 平成28年3月31日)
平成26年度 (平成26年4月1日~平成27年3月31日)
平成25年度 (平成25年4月1日~平成26年3月31日)